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健康づくりに欠かせない要素

健康について議論する際、「健康づくり」というワードがよく出てきます。この健康づくりの定義は「健康な生活を支えるための生活スタイルと、それを実現させるための環境づくり」とされており、日本では昭和頃から認知されている概念です。身体の健康だけでなく、衣食住を含めた生活全体の健康から、精神衛生までを包括的に支援していくことを示しています。

健康づくりを促進するのに欠かせないのが、やはり食生活です。バランスの取れた適量の食事をとることが基本となっており、各自治体では健康づくりに適したメニューを学ぶ料理教室やセミナーが開催されています。またある地域では、60歳以上の高齢者のみを対象とした食生活講座もあります。子ども、成人、高齢者では、理想の食事は異なります。年齢に適した食生活を知ることも大事なのです。

そして、運動も健康には欠かせません。例えば、横浜市では「よこはま健康スタンプラリー」という事業を行っていました。これは対象地域の健康づくりのイベントに参加し、スタンプを集めると景品を貰えるといった取り組みです。地域全体で動くことにより、市民の健康づくりへの意識が高まるのは、とても素晴らしいことだと言えます。さらに地域の活動への参加は、孤立しがちな高齢者のコミュニティづくり、そしてメンタル面にも良い影響を与えます。

特に、経済状況の悪化や少子高齢化により、介護サービスの供給が追いついておらず、身体が思うように動かない高齢者は厳しい状況に立たされています。せめて自分の健康は保ち、自らの身は自分で守れるように努力しておくことが大事です。