人生は身体が資本!長く健康でいるためのコツを知るサイト

年齢を重ねると、筋肉量が減り、筋力も衰えていきます。身体機能も低下するため、バランスをうまく取れなくなり、歩行能力も衰えていきます。そうなると、転倒してケガをする危険が高まります。

運動をしないでいると、筋力や身体能力はどんどん衰え、健康寿命が短くなってしまいます。もし、長く健康に生きたいのなら、生活に運動を取り入れ、筋肉量の低下や筋力の衰えをできる限り防ぐ必要があります。

運動をすると、骨が丈夫になり血流も良くなったり、腸の働きの活発化にも良い影響を与えるメリットがあります。そのため、生活習慣病の予防としても推奨されています。

また、爽快感を得られ、精神面でも良い効果があります。運動すると脳の血流が良くなり、心を落ち着かせる効能を持つ幸せホルモン、セロトニンが増加すると言われています。その結果、気分が良くなり、ストレス解消にもつながるのです。

アルコールや喫煙に依存しがちな高齢者の場合、心が落ち着く運動を取り入れることで、アルコールや喫煙で気を紛らわす不健康な在り方を変えられるかもしれません。

運動はやり方によって、身体へ与える影響が異なります。ストレッチは筋肉を柔らかくし、関節の動きをスムーズにしてくれます。そして筋力トレーニングやバランス訓練は、筋肉量を増やすのに役立ちます。有酸素運動となるウォーキングは、脂肪を燃やし、筋肉と骨を丈夫にするのにうってつけです。できれば、これらをバランスよく取り入れるのがベストです。

身体をよく動かす人と運動しない人とを比較したデータによると、運動量が多い高齢者のほうが、がん、心疾患、脳血管疾患による死亡リスクが低くなるという結果が出ています。データにあるように、運動は高齢者が健康を保つ上で欠かせないことであり、日頃の過ごし方次第で、老後の生きやすさが変わってきます。

高齢者は、自分のためにも周囲のためにも、適度な運動を日常に取り入れることが大切です。生き生きとした老後を過ごしたい高齢者は、ぜひ運動のポイントや健康の秘訣を調べてみてください。